気ままに気ままのエンジニアブログ

定期的に得た知見を気ままに発信中

HTTPとHTTPSの違いは?結局どっちを使うべきなの?

こんにちは。

キンモクセイの匂いが消えてきたと同時に秋も過ぎ去ってしまうのでしょうか。

どうもハチマキです。

はじめに

来年の基本情報試験に向けて現在勉強中で、セキュリティに関する項目を学ぶ機会がありました。
Webエンジニアでありながら、普段使っているWebサイトのHTTPとHTTPSについて。。
この2つの違いってなんだ。?と理解ができていなかったため、これを機に色々調べてみました。

本日の概要 : HTTPとHTTPSの違いは?結局どっちを使うべきなの?

  • 結論
  • HTTPとは?HTTPSとは?
  • HTTPとHTTPSの違いとは?
    • 情報セキュリティの大きな違い?利点とは?
    • HTTPS通信をより深く理解するためには?
  • 最後の一言
  • 参考資料

では早速行きましょう!

結論

結論を最初に述べます!HTTPS通信を使用すべきでしょう!

※費用がかかったり、URLが変わることで変更作業が必要など、デメリットも存在しますが、何よりHTTPよりHTTPSの方が安全性が高く、安全にWebの情報をやり取りすることができます。

HTTPとは?HTTPSとは?

まずは、こちらの2つが何者なのかについてです。

  • HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)とは?

端的に言うと、通信規約/通信ルール/通信プロトコルのことを指します。
もう少し具体的に言うと、WebサーバとWebクライアントの間でデータの送受信を行うために用いられる通信規約/通信ルール/通信プロトコルです。

  • HTTPS(Hyper Text Transfer Protocol Secure)とは?

HTTPにSがついただけと思っておりませんか?その通りSがついただけなのです!
が、このSはSecureの頭文字をとったSで、HTTPによる通信をより安全に行うためのプロトコルと非常に重要なSなのです。

※厳密に言えば、HTTPS自体はプロトコルではなく、SSL/TLSプロトコルによって提供されるセキュアな接続の上でHTTP通信を行うことを指します。

HTTPとHTTPSの違いとは?

主な違いは通信内容が暗号化されていないか、されているかの違いです。

端的に、HTTPよりHTTPSの方が安全性が高く、この2つには情報セキュリテイにおける大きな違いが存在します。

情報セキュリティの大きな違い?利点とは?

HTTPは、HTTP通信によってスマホやパソコンからWebページを閲覧するときにはデータが暗号化されていない状態になっているため、通信内容が簡単に漏洩してしまうと言う問題が発生します。(盗聴や改ざん手法が一般化してきていることもあり、HTTP接続だと安全性が不十分です。)


そこで登場するのが、HTTPS通信です。
この通信プロトコルは、データが盗み見られても分からないように暗号化した通信方法を用いているため、安全性の高いプロトコルと言えます。

HTTPSをより深く理解するためには?

HTTPSの安全性がわかったところですが、実は安全性を高めているのはSSLと呼ばれるプロトコルです。

SSLでは、あらかじめ決められた鍵を使って通信に暗号をかけ、その鍵がないと暗号が解除できないような仕組みを作ることで通信の安全性を高めています。
また、SSLサーバ証明書にはサイトの運営者が誰なのかを登録する必要があるため、ユーザはこの証明書を見ることで運営者が信頼のできる相手かどうかを確認することができるのです。

このような仕組みがHTTPSに備わっていることで、通信の安全性を高めています。

最後の一言

セキュリティ面に関しては、まだまだ知見が浅すぎました。
今回基本情報試験を受けることで、初めて目の当たりにすることが多く、自分の弱みをしみじみ認識しました。
計画立ててセキュリティ面の強化もしていきたいと感じた次第です。